ネッツトヨタ苫小牧

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2008年ネッツカップヴィッツレース北海道シリーズ第4戦

ドライバーレポート

場所 十勝インターナショナルスピードウェイ
月日 2008年9月28日(日)
ドライバー 畑 康子
車両 TOYOTA VITZ(チームネツ苫DZ. VITZ)
台数 参加台数:14台 出走台数:14台
成績
予選 7位 1′45″611(14台中)
決勝 8位(10周)
リザルト PDF (136KB)
8月の第3戦からほぼ1ヶ月。5月から始まって5ヶ月あまり、月日が流れるのが凄く早く感じました。
とうとう今年のシリーズ最終戦を迎えて、秋というより、私にとってまさに冬のような北海道。完全防備で乗り込みました。

9月27日(土)公式練習

天候:曇り コース状況:ドライ

今年最後のレース。曇り空ではあるものの、雨の心配は無用とのことだったので、取り敢えずガンガン走り込むことにした。いつも通り、朝の1枠は慣れと復習。前回のレースがウエットだったので、しばらくとまどったものの、何とかイメージに近づけての走行が出来た。
続いて昼の走行では、レースを見越して更なるタイムアップをすべく、ブレーキ・タイヤ・その他を交換して臨んだ。
朝との気温差はそれほどなかったので、同等もしくはそれ以上のタイムを期待し、ブレーキの当たりを気に掛けながら走行開始。 山の高いタイヤのグリップ感と、ブレーキの効き具合を確かめながら走行すること3周。なぜだか思ったように曲がらない。 理由は、フロントのグリップ力が上がった事に、自身が対応できていないのだ。グリップが上がって、しかも制動力も上がる。情けない事に、そんなマシンをブレーキで曲げる事が出来なかった。 リアとのバランスが異なってしまったことによる、タイムダウン。
ブレーキングの開始・強さ・踏み方・ハンドリング。度々失敗&コースを飛び出しながら、色々と試してみたのだけれど、どうやっても対応出来ないままに、走行時間が終了。
シャンとしなきゃ!とは思っていながらも、ピットに戻ってきて、ガックリしてしまった私。あぁ、またしてもメカニックに心配を掛けてしまった。最後くらいは、笑っていこうと決めていたのに。メカニックの顔を見ると、ついつい泣き言が出てきてしまう。 泣いても笑っても最後の走行枠。 納得のいく走りで締めくくりたかった。ブレーキングの開始・強さ・踏み方・ハンドリング。多少は落ち着いたのか、前の枠よりは、幾分イメージに近づけて走る事が出来た。しかし、まだまだ思い描いているイメージとは程遠く、トップのマシンから1秒遅れでの練習終了となってしまった。

9月28日(日)公式予選

コース状況:ドライ

晴天!という程の空模様ではなかったけれど、終日雨の心配無用で、暖かくなりそうな天気予報。
今回は、悩んだ揚げ句、いつもとは違う賭けに出た。前日午前の練習で、フロントに装着していた山の低いタイヤを、スピン覚悟でリアに持ってきた。ブレーキコントロールが出来ない未熟な私は、フロントアンダーを解消させるには、この方法しか思いつかなかった。とにかく、アクセルを踏める状態にしたかったのだ。
練習日よりも格段に暖かかったこの日。最初のウォーミングで、リアタイヤからはしっかりグリップ感が伝わってきた。でも、9月の北海道。念には念を…という事で、次のホームストレートで再度、リアタイヤのウォーミングアップ。山の低いリアタイヤは、程良く悲鳴を上げながらブレイクしてくれる。ヘアピンから上手く立ち上がれたので、2周を消化後、アタックを開始した。 1コーナー突っ込み過ぎ=ブレーキングポイントが遅れすぎて、あえなくコースアウト。いつも先頭から出ていった時は、気持ちが押さえきれなくなってしまうのだ。両輪脱輪。ダート走行で大幅に失速。よくぞまぁ、吹き出しそうになりながら、アタックを中断し、おかげで頭も冷やす事が出来た。
この周を消化して、アタック再開。かなり押さえ気味ではあるものの、卒なく周回出来て、この時点では予選3番手。 よし、これならもっといける!そう思って、さらに走ってみたのだけれど…。同じ様なタイムが続き、全く更新出来なかった。
自身でのタイムアップは、これが限界なのかと、ミラー越しに後続マシンを確認。1台、2台、3台…、数台後ろにタイムアップ出来そうなマシンを確認!よっしゃ!後ろに着いたろぉ〜♪と、ペースダウンして、後続マシンに先行してもらう。が、いつもの如く、車間をうまく取れず、そのままアタックすることなく終了。
ストレートに戻ってサインボードを見る度に、順位が下がっていった。そりゃそーだ。きちんとアタック出来てないんだもの。7番手。最低最悪な予選が終了。いつも通り、自分のミスだった。

9月28日(日)決勝

コース状況:ドライ 7位スタート/8位フィニッシュ(14台中)

暖かかった朝(予選時)よりも、更にポカポカ陽気となった決勝レース。今シーズン最後のレース。いつにもまして、メカニックやチームの皆が優しく感じたのは、感傷に浸っていたからだけではないと思う。とにかく、入賞したい、有終の美を飾りたい、そんな気持ちでいっぱいだった。
1つだけでもいいからポジションアップしたい!とにかく、すぐ後方にスタートダッシュが得意なマシンが控えていたのだから、落ち着かなかった。
フォーメーションが終わって、グリッドへ戻った私は、5秒前ボードが出る前に、スタート体制に入る。なぜって?だって、もしかしたら、動いてしまうかもしれない…。十勝サーキットのルールでは、5秒前ボードが出る前に動いても、フライングは取られないのです。思いっきり左手に力を込めて、5.000回転をキープしながら、半クラ状態。ギュッと車体が前のめりに♪ よし!これで、シグナルに集中!
"…!"   "………!"   "……!?"
なかなかボードが出ない。それどころか、段々左の手から力が抜けていくぅ〜。
仕方なく、体を目一杯左へ寄せて、少しでも腕の負担を軽くする。そうこうするうちに、やっとボードの提示。そして、赤から滅灯!!!!!
『ほっ。。。。。。』何とか左手は耐えてくれた。そして、自分で言うのも何だけれど、中々の好スタート♪心配していた後続マシンも振り切って、前のマシンにも並びかけた。並びかけた…つもりだったのだけど。
ここで、生まれて初めての、まさかの大失敗ぃ〜〜〜〜〜!!!!!2速から3速へシフトアップで、5速に入ってたんですよ。『入ってた』まるで他人事のよう(汗ッ)。 すいません、訂正します。『入れてしまいました。』言い訳をさせていただけるのならば。
"舞い上がっていました"前に追い付いたことと、初めてスタートが決まったことが嬉しくて。シート位置を左にズラしていたことが頭にあって、いつものシフトアップより右寄りにしなくては…という概念が、3速ではなくて5速へ入れてしまった要因です。慣れないことと、加減を知らなかったという、なんともまぁ、お粗末な結果でした。
更に、後続のマシンにズバァ〜ンと並び抜かれるまで、全く気付かなかった私。何年レースをしているの!?ほんと、レーサー失格です。
5速にシフトミスした遅れを取り戻そうとかえって焦り、3速のところを4速やら2速でと、本当にハチャメチャ。こんな状態で8番手で戻ってこれたのが不思議なくらい。事実、後からはプッシュされまくりでした。
最終コーナーでは、毎度毎度、リアがスライドしてひっちゃかめっちゃかだった。 そして、3周目には、ついにハーフスピン!思いっきり失速し、後続に並ばれて、もはやこれまでか!と覚悟を決めるほどに。結果的には抜かれるまでには至らなかったのだけれど、前とは大きく離れてしまった。あぁ、毎度のことながら、前との間隔が開いたことで、やっと平常心を取り戻した私。なんとここまで4周を費やしていた。 その後は、3周で前に追い付いた。そのままパス…しようと頑張ったのだけれど、そう上手くはいかなかった。ラップタイムは、明らかに上回っているのだけど、抜きどころで詰められない。 並び掛けれるコーナーでは並走してみたり、フェイントを掛けてみたり。思いつく限りの手を尽くして(といっても、しれていますが)、相手を揺さぶってみましたが、ダメでした。最初の失敗を悔やみながら、コントロールタワーを通過する度に減っていく残り周回数を睨みながら…。10周目チェッカーが振られた。

畑 康子 コメント

10周がこんなに短く感じたレースは初めてでした。最後の最後で、こんな失敗をしでかして、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。結局、最後の最後まで、精神的にダメダメでした。
課題は残ったまま。このままで終わりたくない、というのが本音です。 というレース内容でしたが、やっぱりレースは楽しいです。
毎度毎度、違った失敗があるから、次はリベンジだ!とやる気が出てくるのだし、チームの皆の期待に応えきれなかったから、次こそは!という気持にもなります。 不器用で、あがり症で、ヘナチョコな私を、精神面からも、サポートして下さったチームの皆さん、ありがとうございます。 進歩ない私ではありますが、自分的には、皆さんに助けられて少しずつ・少しずつ成長してきていると感じています。
次のレースは富士の特別戦。 出場させて下さったことへの感謝も込めて、精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。

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