ネッツトヨタ苫小牧

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2008年ネッツカップヴィッツレース北海道シリーズ第3戦

ドライバーレポート

場所 十勝インターナショナルスピードウェイ
月日 2008年8月24日(日)
ドライバー 畑 康子
車両 TOYOTA VITZ(チームネツ苫DZ. VITZ)
台数 参加台数:16台 出走台数:15台
成績
予選 7位 1′56″552(15台中)
決勝 5位(10周)
リザルト PDF (239KB)
2戦が終って約1ケ月。
8月末の第3戦に臨んだ私ですが、重大な過ちをおかしてしまいました。
北海道へ向けて出発した日、大阪の気温は31.5度。最低でも24度と、まだまだ残暑厳しい日が続いていました。船に揺られて20時間、道東までクルマを走らせること4時間。
丸一昼夜をかけてやってきた帯広は、秋どころかまさに冬!
その気温は14(最高)/11(最低)度だった。
北海道で参戦させていただき、今年で3年目になるというのに。8月終盤の北海道の気候をしっかり確認せず、自分の至らなさを反省しています。

8月23日(土)公式練習

天候:曇り コース状況:ドライ

今回は、クラブマンコース!
第1戦の良い点・悪い点をもう一度イメージし、目標タイムを決めて、十勝へやってきた。
見るも無残な姿だった339号は、キレイな姿でピットで待っていてくれました♪♪
前回のクラッシュから僅か1ケ月ちょっと(短っ!)という今回のスケジュール。しかもお盆休み直後だというのに、マシンの修理やメンテナンスは万全!メカニックさんへの感謝の気持ちでいっぱいになった。『少しでも多く、期待に応えたい!』そう思いながらマシンに乗りこんだ。
午後からの練習枠3本。
まずはいつもの通り、マシンとコースへの慣れのための習熟。
車輌感覚やコース攻略をすぐに忘れてしまう欠点は、克服しなければならない問題のひとつなのです。イメージトレーニング、しっかりとしているつもりなのに、情けない…。
そろそろ慣れてきたと、タイムアップを計る。
幸いに、ミラー越しにVitzが写る。『一緒に走ってみよう〜♪』と思い、ヘアピンの立ち上がりからアクセル全開。そのままコーナーを2つクリアしてストレート。
『えっ!?』ミスした訳でもないのに、ミラーに写っていたマシンが背後にピッタリと張り付いていた。そして、そのまま難なくイン側から抜きさっていった!
『×☆□×△♯!!』声にならなかった。スリップから抜かれていくならまだしも、立上がった直後(=4速へ入れるか入れないかの時点で)スパァッと抜かれてしまうなんて。
気が動転してしまい、そのまま1枠終了。トップとのタイム差、約2秒。
走行枠を無駄にしてしまい、自分の気持ちの弱さを1枠目にして思い知らされた。
相談するには、あまりにも情けない走りだった1枠目。にもかかわらず、メカニックは一緒にチョコレート(あの!!花畑牧場の新商品『生キャラメルトリュフ』)を食べながら、相談に乗ってくれた。
『マシンは問題なし!(私は)スロースターターなのだから、焦らずマイペースで行きましょう♪』今回もメカニックに助けられて臨んだ2枠目。
焦るとコーナーで突っ込みすぎてしまう私。『焦らない・焦らない…』そう言い聞かせながら、いつものイメージに近づけるよう走ってみた。周りのマシンとの差はどこ?どのセクションが遅いの?
疑問を抱きながら、最後の最後まで走ってみた。徐々にタイムは詰めてはいったものの、結局この日の練習では、問題点を見つけることができなかった。
予選で上手く位置取りできたら、まだ望みはあるかも?
とりあえず、車積映像で今日の走行をチェックして、翌日の予選で少しでもタイムを詰めようと練習を終了した。

8月24日(日)公式予選

コース状況:セミウエット

朝から雨模様のレース当日。予選は午前中、決勝は午後から。空は暗い雲で覆われていて、『午後から雨』という天気予報の言う通り、止む気配は感じさせなかった。雨のレースで一番悩むのは、やっぱりタイヤ。溝のある・なし、タイヤの山の高さは走りにとても影響する。
『午後からもっと降る!』そう思った私は、迷うことなく前後に新品のタイヤを装着した。

果たして、その結果は…。
車検の頃、小康状態だった雨は、予選の時には一時休止状態だった(止んでいた)。ちょっとガッカリしながらも、予選のアタックに入る。
予選時間15分。いつもの通り、計測開始3分前からのコースイン。思うコトはひとつ、リアタイヤよしっかり温まって!そして、3ラップ目に入り、計測開始!
滑る縁石に気をつけながら、周りのマシンについて行く。かなりのハイペースだ。
…!? あれ? 離れされていく?
ついて行こうと頑張ってみるのだけれど、要所・要所で離れていき、わずか数周で単独状態になった。練習でも乗り切れていなかった上に、予選でも離されていく…。焦る気持ちがどんどんつのり、まったく良い所のないままチェッカーが振られた。予選順位7番手。トップから大きく離されたタイムに、愕然としてしまった。


8月24日(日)決勝

コース状況:ウエット 7位スタート/5フィニッシュ(15台中)

予選で思いっきり凹んでいた私。とは言え、それが自分の実力。
けれど、そんな私をいつものことながらメカニックをはじめとするチームの皆が応援してくれた。そんな暖かい声援に助けられて、決勝に備えた。
予選で、タイム差があったのが上位4台。続く5〜8番手は、ほぼ差がないといった感じ。
まずは、スタートで失敗しないこと。そして、前回以上に波乱の要素があるオープニングラップを、無事に通過すること。特に1〜2コーナーは、ウェットなだけに要注意。
続いて、クラブマンコースでの抜き所(=逆に言えば抜かれ所)をきっちり決める!
ポジティブなメカニックに引きずられるように、いいイメージを描くことができた
さて、いよいよ決勝が始まる。
コースインした頃には、雨が止んでいて、路面は予選時よりも乾きかけていた。
何とか1台でもかわして前へ!予選の悪い流れを断ち切らなければ!
『自分一人だけのレースじゃないんだ!』グリッドで待機していたメカニックや応援団(??)の顔を見たら本当に意欲が湧いてきた。
グリーンフラッグが振られてフォーメーションスタート。
ウエット路面でのスタートはかなり苦手。控えめなアクセルワークのつもりではあったけれど、思いっきりホイルスピンをしながらのフォーメーションスタートだった。1周こなして、グリッドに整列。
スタートでミスをしたくないっ!冷静さを取り戻そうと深く深呼吸し、シグナルに注目する。
5秒前…、赤点灯、ブラックアウト!!!!!!
今回は幾分マシなスタートだったと思う。
1コーナー進入では3台並走状態。ここは、何としても6番手を死守したいところ。でも、貰い事故だったとは言え、もう前回の二の舞だけはしたくない。そんな弱気な私を見透かしたかのように抜いていったマシン。だけど、このままでは終らせない。まだレースは始まったばかり。チェッカーを受けるまで、何が起こるかはわからないのだから。
気合を入れ直し、集団に続いて2コーナーへ。『あっ!』
案の定、予想的中。(といっても、ちっとも嬉しくない)2台のマシンがスピン!そしてその内の1台はコース上に!
たとえポジションを落としてでも、回避しなければ!『くっそぉ〜っ!』心の中で叫びつつ、ブレーキングしてスピン車輌を回避した。3・4番手のマシンのスピン。自分も大きくロスしたものの、何とかポジションキープでオープニングラップは5番手で消化。
3・4番手のスピン・コースアウトで先頭争いの2台、そして私を含めた3番手争いが3台と、隊列は2分された。
3台の3番手争いなだけに、ペースがあがらず、争いに加わることができたのだけれど、攻め込むまでには至らない。もどかしいままの周回が続き、その僅か2周後!オープニングラップでスピンしたマシンが、怒涛の追い上げで背後に迫ってきた。
速い!明らかにラップの違うことがわかったので、自車が失速しない所で道を譲る。このマシンが3番手に浮上するのは目に見えていた。あわよくば、マシンを抜いていく時のおこぼれに預ろう(=便乗しよう)と内心思いながら…。
黒いマシン3台+私、合計4台での3番手争い。
そして、『ペナルティボード』が掲示され、3番手争いの先頭を走っていた1台が戦線離脱。
変わって、3番手に浮上したマシンは、更に前へと追い上げるかのように見えた。置いていかれたくない!ついていきたい!
なかなか攻めるところまでいかず、もどかしいままのラップが続き、ついに最終ラップに突入。
最後の最後でスリップに入れた!
ギリギリまで背後で我慢し、アウトから進入。インベタで突っ張った前車。異なったスピードとライン。立ち上がり勝負なら勝てる!そう思い、立ち上がる!
が、相手はタフなドライバー。必至に喰らいついてくる。立ち上がりながら、どんどんこっち(=アウト)へ迫ってくる!このままでは当たる!接触を回避するため、泣く泣くダートへ回避。
姿勢を乱しながらも、何とか持ちこたえられた。差が開いてしまったけれど、まだいける!
必至に後を追った。ヘアピンで何とか追いつき、残るコーナーは2つ。最終コーナーで仕掛ようとちょっと無理して進入した第10コーナー。
進入で縁石を踏み外し、あわやスピンに!何とか体勢を立て直したものの、前とは離れてしまい、レースは終ってしまいました。

畑 康子 コメント

前回のレースでクラッシュしたので、とてもナーバスになっていました。
消極的なレースだったと反省しています。
相手を押しやってポジションUPするのが強いレースなのかもしれませんが、接触や事故は避けなければならないと思っています。
気持ちとドライブに、余裕がないまま目一杯にレースする、そういう事がどれだけのリスクを背負うのか、またそのリスクを回避するためには何が必要なのか。
この2・3戦で、速さだけではない別の大切な物を掴んだような気がします。
次回は、今回得たものを生かせるよう、頑張りたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。

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