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2008年ネッツカップヴィッツレース北海道シリーズ第1戦

ドライバーレポート

場所 十勝インターナショナルスピードウェイ
月日 2008年5月18日(日)
ドライバー 畑 康子
車両 TOYOTA VITZ(チームネツ苫DZ. VITZ)
台数 参加台数:17台 出走台数:17台
成績
予選 4位 1'44.241
決勝 4位(10周)
リザルト PDF (633KB)
今年も"ネッツ苫小牧レーシングチーム"のドライバーとして、素晴らしい体制で迎えていただき、深く感謝いたします。そして、三度目の正直!!今シーズンこそは、皆様のご期待に添えるよう、力一杯頑張る事を誓います。 今年もどうぞ、よろしくお願いします。

練習

去年の最終戦以来、何と7ヶ月ぶりのVitz!そして、サーキット走行。
加えて、新しくなったダンロップ・ディレッツア。(既に開催されている他のシリーズでは、かなり好評価!とても楽しみでした。)
前日は、Vitzの感触とサーキットのレイアウトを思い出そうと軽めの走行。とても、タイヤの性能を掴むところまではいかなかったので、前後共に新品を使用。
この日の予定(目標)は、メカニックと一緒に『セッティングを煮詰める』こと。しかし、新しくなったタイヤは性能がアップした分、去年とは違うものに変身していた。
つまり、今年のタイヤに関しては、去年の考えを全てリセットしなければならないことがわかった。 ゼロからのセッティング。時間が足りない。だけど、そんな事は言ってはいられない。

予選

天候:曇り コース状況:ドライ

この日の気温は、なんと8度!午後からの予選・決勝ではあるものの、曇り空。
気温の上昇は望めない状態だった。それどころか、もしかしたら雨が降り出しそうに!
気温が低いと、なかなかリアタイヤを発熱させきれない私。
理想のタイヤ空気圧と、リアショックの減衰をメカニックと決定し、予選は目一杯走ろうと、計測3分前のコースオープンと同時にコースインすると伝えた。
しかし、色々な事が精神的に自分を追い詰め、極度の緊張となっていたのだ。
11時57分、列の半ばからコースイン。計測開始までの2周でタイヤを温めたかったので、のんびりしていられなかった。ウォーミングにしては結構なペースで周回していると(ラッキーなことに♪)練習で好タイムを出していたマシンに追い付いた。もちろん、そのマシンの後方でアタックを試みることにした。
何台かがスピンやコースアウトをしているのを見て、やはりタイヤウォーミングは念入りにしなければ、と思った矢先、前を走るマシンも大きく乱してスピン&コースアウト!
密かに(?)スリップをいただこうと思っていた思惑は潰れてしまった。
計測が開始された3ラップ目。リアタイヤからは、なんとなくグリップ感が伝わってきたので、アタックを開始した。 実はこの日は、前日とは違ったセッティングで臨んでいた。というより、前日でセッティングが出せなかったのだ。 グリップ力の上がったタイヤ。当然、ブレーキングも変わってくる。リアをイメージ通りにコントロールしなければタイムは上がらないのに、グリップが良すぎてブレイク出来なかった。
試行錯誤しながら走行が続き、なかなか"失敗なく1周をつなげる"というのが出来なかった。
単独で走ったラストラップがベストとなった。
当初の目標(44秒を切る)に届かなかった。意外と周りのタイムも伸びず、4位という結果となった。

決勝

天候:晴れ コース状況:ドライ

2輪と併催のワンデーレースだったので、予選から2時間後に決勝が始まる、という変則的なスケジュールだった。 気温は相変わらず低いまま。マシンの挙動も掴みきれず望む決勝。
特に、すぐ後ろには、初年度と去年のチャンピオンが構えている。
本来なら、1台だけでも抜いて、表彰台を!と狙うべきなのだろうけど、今回は『なんとかポジションキープしたい』と、消極的な目標しかなかった。
グリッド表を見ながら、レース展開をいくつかイメージしてみる。
フォーメーションスタート。フォーメーションラップの最中、吐き気がするほど緊張が増してきた。
グリッドに戻ってきた時には、左足が震えて、クラッチペダルを踏みきれなかった。
落ち着け!落ち着け!必死の願いも虚しく、全車ロックオン。
5秒前ボードが提示され、何とかクラッチを切って、アクセルをあおる。
レッドシグナルが点灯し、早いタイミングでブラックアウト!
『あっ、消えた。』他人事のように見ている自分に気付き、クラッチミート。
2テンポい遅れた。
気付いた時は、すぐ後ろで好ダッシュを決めた1台にかわされ【5番手に転落】、もう1台にアウトから並ばれていた。
前からスタートした(これまたスタートミスした)1台と後続から並んできた1台、そして私。この3台が並走する形で1コーナーへ。
一番内側のポジションだったおかげで、2コーナーではその中での頭を取れた【4番手】。そのまま隊列が整い、4番手のままオープニングラップを終えた。
前に仕掛けると、後から仕掛けられる。そういう攻防の中で、攻めあぐねていたところ、すぐ後ろのマシンが(ペナルティ消化のために)戦線離脱。幾分、後続との間隔が開き楽になった。
先頭から3番手までも落ち着いており、今度は前の2台が2番手争い。更にペースが落ち、先頭が楽に逃げそうな予感。目の前で争っている2台のマシンに、攻めようと試みるも、なかなか上手くいかない。 十勝のパッシングポイントの1つである1コーナー。スリップに入るのだけど、並びかけるまで行けなかった。理由は簡単。最終コーナーが遅いからだ。アクセルを戻さないと、コース内に留まれなかった。インフィールドでは、ほとんど刺す事が出来ず、結局そのままチェッカーを受けた。

畑 康子 コメント

予選順位は大切。前からスタートするにこした事はないけれど、《前車をかわすテクニック》・《自分のペースが上がらなくても抜かせないテクニック》・《相手を翻弄させる技》、という《技》の大切さを痛感しました。 早く走ることすら出来ない私がおこがましいですが、"レースは一発の速さだけでは勝てない"、そう悟ったレースでした。 勝つための要素、自分に何が足りないのか。前を走る人たちより何が劣っているのか。次回までに納得出来るよう、工夫と努力をします。

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