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2007年ネッツカップヴィッツレース北海道シリーズ第1戦

メカニックレポート


小島 宰

レポート/メカニック 小島 宰

安全第一!!いつも笑顔でピットワーク!
プロフィール
 2007年ネッツカップVitzレースの専属エンジニアとして参加させて頂けることを、心より感謝いたします。貴重な経験を本当に有難うございます。
ドライバーが安全、安心に走れるよう車両コンディションの維持、管理を第一に考え、そして、間違いの許されないレースという厳しい環境で今以上の正確な技術を習得します。
今年1年間よろしくお願い致します。

練習走行

6月19日

 19日は練習走行、天候は曇り気温は10度前後、風があり凍えるような寒さでした。走行の方は路面温度が低い為タイヤが温まらず、全チームタイムが出ていなかった。畑さんも1‘47〜51秒台とタイムにばらつきがでており、セッティング(減衰力の調整)の為、度々ピットインし車両バランスをを変えてはコースに戻るといった状況!
練習走行終盤では雨が降り出しセッティングの難しい1日となった。
 一方、サポートエンジニア初体験の私は覚えることが山ほどあった。出場の為の事務手続き、ラップタイムの計測、ピットサインを出すタイミングetc覚えることは山積みです。

☆この日の発見!!
Vitzレースとは言え平均時速は110Km/h以上、タイヤ、ブレーキ、ホイールは一般路では考えられない高温になってしまう。当社のVitzも数周して戻ってくると熱膨張が原因なのかハブナットを締めると5°〜7°位締まった。さっき締めたはずなのに!!と大変驚かされました。
この日は終わりまで何度も締め付け確認をしました。

予選・決勝

6月20日

 昨日の天候、気温はウソみたいな晴れに恵まれました。気温も暖かく路面温度も上がり予選前の練習走行では、1‘47〜48秒のタイムがコンスタントにではじめ、19日の練習走行より安定した走りが出来ているようにみえた。

予選では、練習走行よりタイムを1秒上げ1‘46.505を記録し8位スタートとなった。上位陣4台は1‘44秒(1台)〜45秒台(3台) 1‘46秒台(5台)と1秒差の中に8台がひしめき合う為、スタート直後の1コーナー混雑が予想された。

決勝では、畑さんの粘り強い走りが見られました。8番スタートですが1台を抜き7番手にポジションアップ、6番手争いににも加わったが、そのまま周回を重ねて7番手でフィニッシュ!!
次戦では、何とかポイントを取らせて上げたいなと思います。

☆この日の発見!!
当社Vitzレース車両のタイヤには、窒素ガスが充填されています。窒素ガスは空気より熱膨張しにくいという特性があるため、レースのようなタイヤが高温になる環境では、タイヤ内圧力が高くなりタイヤフィーリングが変化することを若干抑えることができるのです。
当社のVitzも予選前の練習走行で前輪を2.6s/cm2にして望みましたが、数周してピットに戻って見ると、空気圧ゲージの指針は3.2s/cm2にまで変化していました。このことからも如何にレースが過酷なのかが判る1日となりました。

☆まめ知識 (空気と窒素の温度による圧力変化)
気体温度(℃) 20 60 100
空気(s/cm2) 2.0 2.9 4.4
窒素(s/cm2) 2.0 2.3 2.7
この表からも空気圧管理は非常に難しいと思います。

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